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神村 さんの日記

 
2016
12月 24
(土)
16:10
国立劇場50周年
本文

 東京千代田区にある国立劇場が1966年11月に開場してから今年11月で満50周年を迎えた。

 1610席の大劇場と590席の小劇場があり、日本の伝統芸能である歌舞伎や能、狂言、文楽等だけでなく、各地域に伝承されている民謡や踊り、太鼓等々の民俗芸能を保存・振興する拠点として活動してきた。劇場開場以降も1979年劇場に隣接して国立演芸場ができ、さらに1983年に国立能楽堂、1984年大阪に国立文楽劇場、2004年沖縄に国立劇場おきなわがつくられた。

 現在、大劇場では歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」が上演されている。忠臣蔵は全部で11段(幕)から成る長い演目で、通常はそのうち3~4段を抜き出して上演しているが、今回50周年記念公演として10月から12月までの3か月間をかけて全段通し上演している。

 先週、最終場面となる討ち入りまでを描く第三部を観てきた。普段あまり観れない場面も多くあり大変面白かった。1回の上演時間が5時間という長い上演だったが疲れたという感じはなく、3か月間全部を観きったという充実感の方が強い。

 また小劇場では今月、文楽「仮名手本忠臣蔵」も並行して上演されている。もともと忠臣蔵は文楽・人形浄瑠璃の演目を歌舞伎にしたものでいわばこっちの方が本家だ。こちらも50周年記念行事として昼夜2回公演で全段通し上演している。

 歌舞伎と2週連続の観劇になったが先日昼の部を観た。歌舞伎より長い6時間を超える長丁場だった。同じ演目とは言え歌舞伎とは微妙に違う文楽独特の演出で、人形の遣い手、浄瑠璃、三味線それぞれの息の合わせ方が見事だった。素人目にも文楽の奥深さを感じた。

 国立劇場の重要な役割と言えるのが伝統芸能を担う人材育成だ。現在では文楽の技芸員85名のうち半数以上、歌舞伎俳優300人の3割以上、義太夫の語り手や三味線等も大半が国立劇場の研修生出身者が占めている。

 私たちにとっての国立劇場の魅力は、何といっても他劇場に比べて観劇料が安いことだ。社会人や学生対象の鑑賞教室はさらに安い。ただ地方からもより多く観劇できるよう回数を増やしてほしいと願う。
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