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神村 さんの日記

 
2015
7月 31
(金)
11:20
幽霊には足がある?
本文

 歌舞伎では夏になると幽霊や怪談ものの演目が多くなり、年末になると忠臣蔵物が多く上演される。歌舞伎だけでなく浄瑠璃や能、狂言でも同様だ。
 江戸時代庶民はこれらの演目で季節感を感じ取っていたという。扇風機やエアコンなどの電化製品もない時代では、怖い幽霊や怪談物を観たり聞いたりして、その恐怖心で涼しく感じることで暑い夏を乗り切っていたのだろう。
 もちろんどれだけ本当に効果があったのかわからないが、これを単なる気休めとか気のせいだと簡単に片づけないほうがいい。むしろそういう意味では現代より江戸時代のほうが人間の五感が優れていたともいえるのではないだろうか。
 現代は便利で快適な社会になったが、その一方で何かを失っているのかもしれないなあ。

 七月歌舞伎座では「怪談牡丹灯籠」が上演された。怪談話の傑作として知られたおなじみの演目だが、今回は原作者の初代三遊亭円朝が劇中に登場し、高座で話しながら物語をすすめるという珍しい演出の作品だ
 円朝は幕末から明治にかけて活躍した噺家だが、才能が豊かで師匠の二代目三遊亭円生が嫉妬していやがらせをするほどだったという。そのため円朝は自ら新作落語を創るようになり、この牡丹灯籠をはじめ多くの名作を創作した。

 ところで皆さんは幽霊には足がないのが定番だと思っていませんか?これは江戸時代、画家の円山応挙が亡き妻を描いたという幽霊の絵に足がなかったことが始まりだ。この絵があまりに迫力がある怖い絵だったために強烈なイメージを植え付けることとなり、それ以降「足がない幽霊」が定着したものだ。
 ところが「怪談牡丹灯籠」では幽霊が恋しい男を訪ねる時、「カラーン」、「コローン」と駒下駄の音を鳴らし、さらに牡丹模様の燈籠で幽霊の足元を照らしている。
 明治時代の人達はこの「足がある幽霊」の登場で、これまでの常識を覆されて驚いたという。

 幽霊には足があるのか、ないのか?さて皆さんの常識はどうでしょうか?
 私は本物の幽霊を見たことがないので何とも言えないが・・・・。
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