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神村 さんの日記

 
2017
12月 24
(日)
15:35
年末になると「第九」のメロディー
本文

 年末になると聞こえてくるメロディーは定番のジングルベルをはじめいろいろあるが、最近はベートーヴェンの「第九」もそのひとつになってきた。

 

 正式にはベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125。

 1824年に作曲されたベートーヴェンの9番目にして最後の交響曲で、第4楽章の演奏には独唱と合唱が伴っている。そしてその歌詞としてシラーの「歓喜に寄す」が用いられているため、日本でもおなじみの「歓喜の歌」として親しまれている。この「歓喜の歌」は欧州議会では「欧州の歌」として採択され、コソボ共和国では暫定国家としても使用され、またベルリン国立図書館所蔵の楽譜はユネスコ記憶遺産として登録されるなど世界的に愛されている。

 

 日本での初演は1918年、当時徳島県にあった捕虜収容所でのドイツ兵による演奏だったといわれている。鳴門市ではこれを記念して毎年6月第一日曜日を「第九の日」として制定し演奏会を開催している。

 

 ただなぜ日本で年末になると演奏されるようになったのか疑問だが、NHKの三宅善三氏が「ドイツでは大晦日に第九を演奏して新年を迎えるのが習慣だ」として1940年12月31日にN響の第九演奏をラジオで生放送したのがきっかけらしい。N響の年末演奏が定番になりその後全国に拡大していったが、戦後の厳しい生活を支えるため楽団員や合唱団員総出の演奏会で収入を確保する意図もあったといわれている。

 

 東京オペラシティで開催されたウクライナ国立歌劇場管弦楽団のコンサートでこの「第九」演奏を聴いてきた。音響効果抜群の会場でしかもオペラ演奏で世界的に有名な管弦楽団と、日本でも屈指の混声合唱団である晋友会合唱団というレベルの高い演奏会だったが、”クリスマス・スペシャル・クラシックス”と銘打ったとおり、ヘンデルの「メサイア」やシューベルトの「アヴェ・マリア」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」、エルガーの「威風堂々」等々おなじみの曲が多くクリスマス気分で楽しむことができた。

 

 その中で圧巻だったのが第九の「歓喜の歌」で会場全体が盛り上がった。曲自体も気分を高揚させてくれるメロディーだが、ステージいっぱいに広がる大編成のオーケストラと大合唱団の迫力ある演奏がそれを何倍にも増幅させてくれた。演奏会のフィナーレにふさわしい感動だった。

 

 日本ではお盆は仏様に手を合わせ、クリスマスを楽しみ、新年は神社に初詣。めちゃくちゃな宗教観だとよく言われる。悪く言えばいい加減、よく言えば何事にも寛容。

 しかし、何が正しいかまでは言えないが、そのことによって自分の心が豊かになるのであれば理屈抜きに良しとしたいと思う。

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