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神村 さんの日記

 
2018
5月 20
(日)
20:50
「無錫旅情」の故郷を訪ねて
本文

 前から一度訪ねてみたいと思っていた中国無錫市を旅行してきた。

 

 昔カラオケで「無錫旅情」をよく歌う人がいて「むしゃく」という読み方もそれで覚えた。地名の由来となっている錫がよく採れ、古い寺院や街並みが今なお数多く残る歴史的な所だということで以前から興味を持っていた。

 ちなみにもともとは錫が多く採れるので「有錫」という地名だったが、その後採り尽くしたために紀元前200年頃の前漢時代に「無錫」になったそうだ。

 

 無錫は琵琶湖の3倍も大きい太湖という湖があり海産物が豊富で米は二期作が可能なため、古来から「魚米の郷」と呼ばれる豊かな地域だった。紀元前500年頃春秋時代の国家「呉」の発祥地と言われている。また1400年前、隋の時代につくられた世界遺産の「京杭大運河」は北京まで延び、総延長2500kmにも及ぶ。今でも運河を利用した舟運が活発に行われている。

 

 1980年代「無錫旅情」が大ヒットしたおかげで無錫市を訪れる日本人観光客が激増し、それが現在の無錫の再発展につながっているという。そのため歌手の尾形大作さんと作曲家の中山大三郎さんは名誉市民になり、日本から贈られた桜の木の下で毎年桜まつりが開催されている。ソニーやパナソニック等1000社を超える日本企業も進出し、「無錫は非常に親日的だ」とガイドが説明してくれた。

 

 過去には日中戦争という暗い歴史がある。無錫にも日本軍が侵攻し占領した。中国全体での反日感情が根強い中で無錫の親日ぶりに救われる思いがする。

 

 今回無錫を含めて3都市を巡ってきたが歴史的な古い街並みはしっかり残っていて感動した。その一方で市の中心部は超高層ビルが立ち並ぶ近代都市になっていた。無錫は人口600万人、隣接する蘇州は1000万人、そして上海はなんと東京の2倍、人口2500万人の大都会だ。(写真は上海中心部)

 

 3都市に共通しているのは、中心部は超高層ビルが林立している一方で開発から取り残された地域が多いことだ。「格差が大きい所もぜひ見てほしい」と現地ガイドが冷静に語っていたのが印象的だった。

 

 日本の10倍の人口を持つ中国は極端な格差を抱えながらも、今後とも世界に影響を与える国であることに間違いない。草の根レベルであっても隣人としての友好関係を地道に築き上げることが大事なのではないかと思う。

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